2010年 10月 03日 ( 1 )
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可哀想なテンちゃん
朝、スコットの散歩から帰ったダーがまたしても・・・
「どうしよう・・・・大変だよ~・・・」
いつもなにかしら「大変」を持ってくるやつだ。
「テンが・・・罠に摑まって・・・」
「溝の中で・・・死にそうだよ・・・」
「もうダメかも・・・」
と支離滅裂でワケ分らんことを言いながら泣きそう。
で、急いで外に出て見に行った。

うちからさほど遠くない場所の、側溝の中にテンが倒れていた。
前足が罠に挟まったまま側溝の中に倒れて本当にもう死にそうだった。
罠は、強力なバネで足を挟んで捕らえるやつ。
大きさはテンの体の半分くらいある。
僅かに口を開いたり閉じたりしているのでまだ生きている。
目を閉じていて口からヨダレが流れている。
「ひどい・・・」
あまりにかわいそうで涙が出てきた。
罠はがっちり足を捕まえていて、どうして外したらよいか分らない。
すぐに管理事務所に電話をして事情を説明した。
「罠の外し方なんか全然分らないんだけど・・・」といいながらも管理人の人がすぐに駆けつけてくれて、3人がかりでああでもない、こうでもない、とやりながらやっとバネをはずして罠から足をとる事が出来た。
足は完全に骨が切断されていて僅かな筋肉と皮膚だけで繋がっていた。
「なんでこんなところにこんなもの(罠)が!」
「ここは鳥獣保護区なのでこんなもの仕掛けてはいけないはずなのに・・・しかもここは別荘地の中ですよ!」
「一体誰がこんなことを!」
とりあえず管理人さんはその罠を持って事務所に帰って行った。
私たちは瀕死のテンを抱えて家に。
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今にも死にそうだけど、まだ生きているので、なんとかしてあげたいと、すぐに動物病院へ電話した。
日曜だけどやっていたので、私たちはまだ朝食を食べていなったけどすぐに病院へ行くことにした。
勿論スコもコッコも朝ごはんはまだ。
「ちょっとガマンしててね」
一刻も争うので大急ぎで家を出た。

私が運転してダーはテンの入ったダンボールを抱えていた。
車が揺れたり衝撃があると体に障るので、道中ずっとダンボールをかかえていなければいけないからだ。
「がんばれよ」
ダーがずっと話しかけている。
「君はいくつなの?」
「こんなひどいこと・・・こんな苦しみ、今までの人生で初めてだよな。人間はひどい。本当にひどい」
「でも一人じゃないよ、一緒にいるよ」
聞いていると泣けてくる、と同時に物凄い怒り。

この類いの罠は残酷である、ということから今ではあまり使われなくなったはずだ。
もし使用するなら特別の許可か資格が必要だったのではないか?
とにかく・・・あんなひどいものを野生動物に仕掛けるなんて・・・
しかも、その危険を回避する為の鳥獣保護区なのに・・・。
あんな重いものを引きずってそうそう遠距離を移動できないから、やはり別荘地内で誰かが仕掛けたものか?
なんの為に?誰が?
もう、腹の底から怒りが湧いてくる。

病院に着いたら、すぐにレントゲンを撮り注射、点滴をしてくれた。
もう足はダメなので頃合を見て切断手術する、数日預かって治療をするとの事。
もうダメか、大丈夫かは分らないけど、「お願いします」とそのまま病院に預けてきた。
昨日ダーがあのあたりを歩いた時には何もなかったということなので、罠に摑まってあそこに辿り着いたのは昨夜だろう。
幸い刃物で一気に切断したのではないので出血しておらず、ショックと痛みで衰弱しているものと思われる。
今晩何とか切り抜ければ助かる可能性があると思う。
できるだけのことをして、それでだめだったら仕方がない。

家に帰ってから、やっと朝食をとり、コッコやスコにも朝ご飯をあげて、そのあと昨日はウンともスンとも進展しなかったクン炭つくりの続きに取り掛かった。
今度は思い切って焚き木に直接灯油をドバドバ降りかけた。
で、そこに火をつけると思いっきり燃え出した。
焚き木が勢いよく燃えてきたので、モミガラのほうもすぐに燃え始め、なんのことはない1回目よりモミガラの量は多かったのに、短い時間で焼き終わってしまった。
やはりここでは灯油を使わないとだめなのだ。

スコも窓から様子を伺っている。
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夜8時、8割がた燃え終ったので水を念入りにかけて火を消した。
その前に取り出しておいたイモ。
仕込んでから32時間ぶりに取り出した。
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遠赤外線でじっくり蒸し焼きにされたサツマイモは、ねっとり香ばしく・・・・すごーく美味しかった!

このあと夜からはずーっと伸びっぱなしだったスコのヘアカットをした。
暴れて噛み付こうとするスコをダーが押さえつけて、私がバリカンでカット。
はあー・・・疲れたー・・・。
今日は激動の盛りだくさんの、長い長い一日だった。
Top▲ | by sukomama | 2010-10-03 21:14 | Comments(6)
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