そろそろ春物の苗を注文しなくちゃ、と思い(これが若い子だったら「春物のドレスどうしようかしら?」となるのだろう・・・がっ)タキイやサカタのカタログを引っ張り出し、真剣に検討に入った。
春植えの球根を見ていて「・・・?」 ジンジャーが「耐寒性・強」とある。 だってジンジャーってインドとか原産のやつでしょ? 耐寒性強なの?だったら欲しいなあ・・・。 と思い本当に「強」なのか、サカタに電話して聞いてみた。 で、返答は・・・「そうですねー、5℃くらいあれば越冬できます」 「!?」 5℃? どこが「耐寒性・強」なのーーーー!? さすがに頭にきて問いただしちゃった。 「5℃で<耐寒性・強>って・・・それはないんじゃない?全然耐寒性なんかないじゃないの」 「え・・・・と、ジンジャーの中では耐寒性があるかな・・・と・・・」 あほかー! 何、この根拠のなさ? 私「じゃあ、薔薇の<耐寒性・強>とジンジャーの<耐寒性・強>では基準の温度が違うわけ?」 サ「はあ・・・・・」 私「一体何を持って<耐寒性・強>としているの?何を基準にしているの?植物によってバラバラなの?」 サ「はあ・・・・」 私、頭にきて「うちみたいな寒冷地の人は。この<耐寒性>の表示を当てにして買うのに、こんないい加減じゃあ困るでしょ?」 サ「はあ・・・・・・一応、関東を基準にして表示してます・・・」 私「サカタさんは大手なんだから、北海道から沖縄まで日本全国の人が注文するんだから、基準がきちんとしてないと困るでしょ?<耐寒性・強>って書いてあるから買ったのに、植えてみたらあっという間に凍死しちゃった、改めて聞いてみたら耐寒性は5℃しかない、っていうんじゃどうすればいいの?一つ一つの植物の耐寒温度をこうやって電話していちいち聞かなくちゃいけないの?」 サ「はあ・・・・・・・。一応カタログに温度を表示するよう言っておきます・・・」だと。 ほんとに次回から耐寒温度が表示されるのかは、はなはだ疑わしい・・・。 イギリスでもアメリカでも植物の耐寒性はどこもZONE表記が当たり前なのに、日本は「今、ガーデニングがブームです」なんて言ってZONE表記どころか耐寒温度だって表記がないところが殆ど。 大手のサカタやタキイにしたってそうだもんね。 こんなんで、東北や北海道の寒冷地の人たちは文句言わないのかしら? 植物だって海外から毎年たくさん新しい品種が輸入されているんだから、その扱いにももうちょっと世界的な基準を意識して欲しいよね。 あ、ちなみに改良園さんや、うちではお馴染み信州上田のおぎはらさんは、きちんと何℃、と表記しているのでとっても選びやすいです。 厳冬期には-20℃近くになる我庭でも、勝手に自生して、元気に年々増えてくれるホンモノの「耐寒性・強」の子達もたくさんいる。 Top▲ |
by sukomama
| 2008-02-24 21:37
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