ここ数年記録的な豪雪が続き、鹿の食害のひどさが目に付くようになってきたのだが、特にこの冬の木々の被害はとんでもなく甚大で、いつもは気楽な別荘地のオーナーたちも多くの人がマジで心配するほどだった。
なので、今年はあっちでもこっちでも鹿除けフェンスやネットを新設するお宅や増強するお宅が目立った。 そんな、別荘地内の鹿除けネットをいろいろ観察。(笑) このお宅は敷地じゅうにこうしてネットを張り巡らせていて、昨年まではこの木の杭の高さまでしかネットがなかったのが、このネットの高さを超えて入って来られたので、更に継ぎ足したよう。 それはいいのだが・・・ 気の杭に更に棒?みたいなのを打ち付けてそこにネットを張っているの。 はっきり言って・・・きちゃない・・・ 継ぎ足した棒を黒く塗ったのなら、木の杭も全部黒く塗ればいいのに。 なんかツギハギでネットの人工的グリーン色も目立つし、これが敷地中ぐる~っと巡っていて・・・なんだかなあ、な感じ。 こちらのお宅は・・・ ネットが黒であまりはっきりと見えないのだが、まあネットを黒にするのはいいし、支柱の単管パイプをブラウンに塗ったのもいいのだけど・・・ なぜキャップが黄色なの?(笑) アクセント?(笑) キャップも同じブラウンに塗ればいいのに。 それに、支柱の単管パイプのほかにもその支柱を支える杭の単管パイプ、支柱を強化するための筋交いの単管パイプ・・・とやたら単管パイプだらけなの。 こんなところにも必要?っていうところまで単管だらけ・・・。 しかもネットが、一部は黒なんだけどあちこちグリーンだったり、でバラバラ。 ひじょーに醜い。 ダーも「あれは醜いね」と顔をしかめていた。(笑) 同じくダーが「あれは本当に汚い」とウンザリしていたのがこちら。(笑) これも元々立てていた支柱にネットを張っていたが、散々鹿に荒らされて更に杭を継ぎ足してネットを高くしている。 しかし・・・もともとの支柱が・・・なにこれ?木の切れ端?それも皆バラバラ。 そこに木の棒を継ぎ足しているんだけど・・・これもそこら辺の余った木材を使ったみたいな・・・ 完全に見栄え無視。(笑) しかもネットの張り方はきたないしグリーンが目立つし・・・でなんだか悲しくなってくる・・・・ こちらのお宅。 ネットは低いけどこれは主に家屋の隣にある小さな畑を守るため。 畑なので夏しか利用しないから、雪のない時期ならネットがこのくらいの高さでも大丈夫。 食害されて困るような木も植えていないしね。 最後はこちらのお宅。 こちらも単管パイプを支柱にしているんだけど、プロの仕事並にきれいに仕上げていて、地中に埋め込んだ単管パイプの支えもきちんとモルタルで固めてあるし、ネットはワイヤーロープを使いビシッとテンション掛けてきれいに張っている。 これはなかなかいいんでないの?と思われるが、注意してよく見てみると・・・ ネットの下が開いている・・・ これでは簡単にネットの下からもぐり込めるよ。 それにネット低いでしょう。 ここ数年の豪雪ではこの高さまで積雪があるのよ。 多分冬には来ないから知らないんだろうけど。 雪が2m近く積もれば簡単にネットを跨いで入れるよ。 そしてこのネット。 草食動物の鹿は、こうしたビニール製のネットなんか簡単に食い千切れるのよ。 うちなんかそれで散々ネット、ボロボロに食い破られちゃったんだから。 何よりグリーンのこの色がねえ・・・ 冬の間だけとかならいいけど、ずーっとこの人工的な目立つグリーンを見ているの、不快じゃないのかなあ? 年に数日しか来荘しないからあまり気にならないのかしら?・・・ まあそもそも自然の山の中で、こうしたフェンスやネットで敷地を囲むこと自体がザンネンすぎることではあるんだけどね。 それでも放っておけば、自然に自生する雑木さえも食い荒らされて消えていってしまう。 背に腹は代えられない。 笑っちゃうんだけど、ダーと鹿フェンスの作業をしていると、時々何人かの人たちがウチに見学に来るのだ。 「あそこのうちですごい鹿フェンスを作っているらしい」と口コミが伝わっているらしい。(笑) でも見た人はみな「はぁー・・・ここまではできない」と帰っていくのだ。 確かに。 うちほど徹底した鹿フェンス作っているうちなんて見たことないしね。 まあ、こんな山の中でガーデン作っているのもうちだけだしね。 こんな豪雪のとんでもない極寒の高山でね。(笑) Top▲ |
by sukomama
| 2015-09-24 12:45
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