昨年恐る恐る作った味噌が、想像以上に大成功で美味しかったので、文字通りこれに味を占め今年も作ってみることにした。
来年用に。 昨年は一度に一年分作って死んだので、今年は少しずつ、春と秋に分けて作ることにした。 それに、手作り味噌にカビはつき物なのだが、カビができるか出来ないかは作ってから1ヶ月間が勝負だという。 作ってから麹菌が活性化して発酵すればカビを押さえることが出来るのだが、麹菌が活発に働いてくれないとカビの方が優位になってしまう。 普通の家では真冬に味噌を仕込むのだが、これは低温下でカビの発生が少なく、尚且つ麹菌がよく働いてくれるからだ。 しかし、うちの場合真冬に作ると寒すぎて麹菌が冬眠してしまうの。(笑) というか、寒すぎてあまり活発に働いてくれないのね。 一応室内なんだけど、真冬には室温、マイナスになるし。 果実酒だって普通作ってから一年経てば熟成して美味しく飲み頃になるのに、うちの場合2、3年以上経たないと熟成しないし。 と、いうわけでカビはあまり出ないで、麹菌がそこそこ動いてくれるほどほどの気温、というわけで春と秋に仕込むことにした。 手作り味噌は実はすごーく簡単。 まず、まず・・・ 一晩水に漬けておいた大豆を圧力鍋で柔らかく煮る。 煮たものを潰す。 この、潰す作業が結構疲れる。 昨年は大豆2キロ使って、それを煮るとすっごい量になっちゃって、むちゃくちゃ疲れたのよ~。 私はマッシャー使ってるんだけどこれが「ミニ・マッシャー」で(笑)なかなか大変。 でも燕三条ブランドのマッシャーなんだけどぉ。 このときの潰し加減で、粒を残したり滑らかにしたりと、好みの状態に仕上げる。 で、一通り潰したら、昨晩塩と麹を混ぜておいたものを取り出して・・・ これを潰した大豆に混ぜるんだけど・・・ その前に手を殺菌。 ホワイトリカーでシュッシュして。 味噌作りはすごく簡単なんだけど、一にも二にもカビ防止がポイントなので、これでもか、これでもか、としつこいくらい手や道具、容器を殺菌するのがコツ。 そしたら潰した大豆と塩麹をよく混ぜる。 混ぜ終わったら、味噌を団子状にして容器に隙間なく詰めていく。 今回はダイソーのバケツ使用。(笑) ラップでフタをしてその上からカビ防止の塩を置き、更にキッチンペーパーにホワイトリカーを染み込ませてラップの上に置いておく。 勿論殺菌用。 容器を密封してポリ袋に入れて完了ー。 ね、簡単でしょ? 作り方はすっごく簡単でひたすらカビ防止を気をつけるだけ。 あとは味噌ができるまで途中1回くらいかき混ぜれば更に良し、暖地なら3、4ヶ月から、うちなら1年くらいで美味しい味噌の出来上がり~。 待つのは長いけど、こんなに簡単に美味しい味噌が味わえるので、作る価値アリ、なのだ。 Top▲ |
by sukomama
| 2011-04-09 18:27
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