英国・里帰り&庭巡り 嗚呼、忘れじのペンモン①
昨夜のテレビのニュースでやっていたんだけど・・・
現在ヨーロッパあたりを熱波が見舞っているらしい。
さかんに「Heat wave、 Heat wave」って言っている。
スペインでは43℃にもなったそう・・・うへぇー!
イギリスも水曜あたりから強烈な熱波に襲われるらしい・・・
じょ、じょーだんでしょうー?
イギリスってほとんどクーラーとかないのよ?
しかも、毎回渡英するとムチャクチャさぶくって、さぶくってさぶくって気絶しそうなくらいの寒さで外を歩くことができなくて観光どころではなく、「蓼科より寒いじゃんー!!」ってブルえながら空に向かって叫んでいるのよ?
なんで、今回はこれでもか!ってくらい目いっぱい冬支度してきたのよ!
持ってきたのは全部セーター。
ダーなんか真冬に着る中綿入りのジャケットコート持ってきたわよ・・・?
・・・・・・
着るものない・・・・
着るものどころか、そんな・・・40何度なんてなったら・・・絶対熱中症で死ぬ・・・
まあ、ここはウェールズだから絶対天気悪いだろうし、カンカン照りにはならないとは思うけど・・・
う~ん、どうなるんだろう・・・・
水曜が怖いなあ・・・・・

アングルシー島を訪れる予定にしたのは、ウィリアム王子とキャサリン妃の邸宅があるとかどうとか、そんなことはどーでもよくって、たまたま目にしたウェブサイトに触発されたからだ。
ウェールズで訪れる候補地をあれこれ調べているうち、アングルシー島の観光サイトを見つけたので見てみたら、なかなか素敵なところらしい。
その中の一枚の写真に物凄ーく心惹かれて・・・「あ、ここ、行きたい!」
ってなったのだった。
その写真とは・・・・美しい海岸から浅瀬の砂地が少し沖まで続き、そこに静かに佇む灯台の写真。
そこがPenmon(ペンモン)。

調べてみたら、やはりその灯台まで陸地が現れるのは引き潮の時だけ。
その日の、その場所の、引き潮の時間を調べて、その時間に合わせて訪ねることにしたのだ。
それが本日の早朝。
毎日良い子の早起きさんなので特に支障なく早朝にホテルを出た。
ここがPremier Innのスランディドノ・ホテル。
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スランディドノからペンモンまですぐ近いので急ぐ必要はなかったが、なにしろ引き潮に間に合うために早く出たのだ。
・・・・しかし・・・・
引き潮じゃなかった・・・(笑)
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しかし、引き潮じゃなくてもペンモンは十分美しかった。
遠くに見えるのはパフィンたちの自然のコロニー、パフィン・アイランド。
手前の絵は?・・・・何なんだろう・・・?
何かのアートのパフォーマンス?
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周囲を見渡すと・・・・
静かでのんびりして懐かしいような風景。
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足元には野草が茂っているのだけど・・・
これはアルメリア。
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あちこちにたくさん群生している。
本来こういうところに自生しているのね。
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こちらはセントランサス。
イギリスでもアメリカでも、ほぼ雑草のセントランサス。
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地面は、砂ではなくこんな石の集まり。
きれい・・・
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水の中にペンモンの灯台が。
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どこか夢のような風景・・・
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殆ど人はいなくて静かな中、海岸に立てられた鐘がカラン、コロンと鳴る音が響く・・・
現実感がなくて、ずーっとこのままここで遠くを眺めていたいような・・・
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ダーは何をしているのかというと・・・
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彼のクライアントさんに、イギリスの空気を持って帰って・・・と頼まれたのだ。
その人は耳の病気で、気圧の関係で飛行機に乗ることができないらしい。
大好きなイギリス、だけど飛行機に乗ることができないので行くことができない。
多分一生・・・
だから、せめてイギリスの空気を持ち帰って・・・とダーに小さなボトルを渡したのだそうだ。
なので、ダーはこの美しいペンモンの空気を詰めて・・・写真に撮った。
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日本に帰ってダーがイギリスの空気を詰めたボトルと一緒に、この写真をプリントしてその人に渡したら、号泣したそうだ。
その人の話を聞いて、私らはビンボーだけどコツコツなんとか貯金して、自分たちの足でここまで来ることができて・・・本当に幸せなのだなあ、としみじみ思った。

パフィンには会えなかったけど、遠くにパフィン・アイランドを望み、僅かな時間ではあるけど、静かで幸福な時間を過ごすことができた。
この、ほんの僅かな時間、だけどこのひと時、夢のような光景は心に焼き付いてきっといつまでも忘れないだろう・・・
今回のイギリス行きで、多分一番印象的な、心に深く深く残った時間であった・・・。

Penmonのひと時。
あの情景が少しでも伝わるかなあ・・・

Top▲ | by sukomama | 2015-06-30 02:36 | イギリス 2015年 | Comments(2)
Commented by shopin9 at 2017-02-25 06:27
イギリスの空気をボトルに詰めて・・・・・
素晴らしいお土産に・・・・感動しました
なんて素敵な事をされたのでしょう


アルメリアやセントランサスがこういう感じで
自生してるなんて!!知りませんでした
我が家のような日当たりが悪く、湿った土では
自生地とあまりに違うのでダメなんだと良く
解りました。

動画も良かったです(^▽^)/
Commented by sukomama at 2017-02-25 18:43
ショパンさん
私、その方のことを聞いたとき、本当に気の毒に思い、実は自分はとても恵まれているのだ、思い知りました。
何でも当たり前になってしまったらだめですよね・・・

アルメリアってほんと、こんな潮風吹きすさぶ海岸によく自生してるんです。
過酷な環境には平気でも加湿や日照不足には弱いのかも。
やはりその土地にあった植物を植えるのが一番ローメンテですよね~。
でも、何にしても・・・梅雨がネックですよねー・・・
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