英国・里帰り&庭巡り 懐かしのグラスミアは無残にも・・・①
今日は早いもので、もうmumとJohnとお別れの日。
本日の訪問予定は湖水地方でも人気の高い村、グラスミアへ。
詩人ワーズワースのお気に入りの村ということであまりにも有名だが、今から20年前初めて渡英し初めて湖水地方を訪れた私にはそんな知識はまだなかった。
何となく寄った村の一つだったが、小さいけれどとてもよい感じの村で、観光客の人出もさほどなく、きれいな家々と調和した緑、溢れるほどの花々・・・落ち着いたかわいくてきれいな村、という印象で自分としては湖水地方の中で一番好きになった村だった。
あとになってワーズワースが愛した村、ということを知り「やっぱりねえ・・」と思ったものだ。
その村が、20年を経過してどのようになったか・・・現在のグラスミア、怖くもあり期待もあり・・・で今回も必須の訪問地としてリストに挙げた。
mumとJohnとは一緒にグラスミアをウロウロした後分かれて、彼らは別の訪問地へ、私たちはもう少し湖水地方にとどまる。

その日の朝、まだ早起きさんが続いていたダーと私は、朝食前の散歩にホークスヘッドの町まで散歩することにした。
相変わらずムチャクチャ寒いんだけど、昨日あたりから少し晴れ間が覗くようになり、晴れてくると少しは寒さが和らいだ。
ファームハウスの前には相変わらず平和そうな羊の群れ。
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隣の柵にも牛たちが、不審そうに私らを凝視している。
なんで牛っていつもあーいう風に不審そうに見咎めるのかしらね。
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ファームハウスの玄関。
この、2階の一番右の部屋が私たちの部屋。
この建物の右手の柵を抜けるとホークスヘッドに行く道が続いている。
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柵を通り抜けるとフットパスが続く。
左は長期滞在者向けのコテージ。
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しばらく青々とした牧草地を歩く。
緑がきれいで気持ち良~い。
右に見えるウネウネした小道がフットパス。
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はあー・・・・美しいなあ・・・・
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なんと気持ちの良い散歩道でしょう・・・
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歩いていくうちに少しずつ人家が現れてきた。
で、こんなもんを見つけてビックリ!
これって・・・・これってベニサラサドウダンなのよー!
すっ・・・・ごい巨大な花!
普通日本で見るベニサラサドウダンの花って、小指の先くらいの大きさじゃない?
赤いから目立つけど、そうじゃなければ見逃してしまうくらいの小さい花だよねー。
ところが・・・・これ!
デカイ・・・・・
一つの花が親指くらいの大きさと太さ!
これがたわわに咲いているのよー!
もう、すごいハクリョクなのよー。
見つけたとき思わず「ぎょえ!?」って叫んじゃった。
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カントリーサイドの家々はどこもきれいに手入れされ、見ていてとても楽しい。
一軒の家の前でダーが「ここにはまだこういうのがあるんだー」と感慨深げに言った。
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「何~?」と思ったら、ここら辺では昔ながらに牛乳配達が毎朝牛乳を配達してくれるらしい。
確かに・・・周り中牛だらけだもんね。
その牛乳を入れるケースと、欲しい牛乳の本数を表示したケースが家の入り口に置いてあったのだ。
このケースね・・・
しかし・・・・このドラゴンは何でせう?
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そんな微笑ましい光景を眺めながら更に歩を進める。
道端にはきれいなゲラニウムとポリゴナムが・・・・
えっ、ポリゴナム!
そうよ、私が「大枚はたいて」買ったポリゴナムがねえ、あちこちで雑草化しているのよー。
やっぱねー。
うちでも増殖しまくって他の植物駆逐しまくって、物凄いことになっているので、雑草化するのも納得だわ~。
きっと元はどこからか脱走してきたのね。
ということはぁ、ここイギリスで雑草化している宿根草チェックしておけば、うちみたいな過酷な地でも元気に育ってくれるものが見つかる、ということじゃない?
でも、だいたいうちにあるものばかり、しかもうちでも暴徒化して手に負えない方たちばかりだけどね・・・
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そうこうしているうちにホークスヘッドの街中にやって来た。
まだ早朝なので全くひと気がない。

こっ・・・・これは!?
意味不明な階段。怪談~・・・(笑)
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ここでも牛乳配達が乳製品を配達している。
新鮮そうで美味しそう~。
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ピーターラビットのグッズショップが。
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ピーターラビットのお店にようこそ!
20年前の私だったら狂喜乱舞だったなー・・・
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世界中から観光客がやってくる観光地らしく、外壁のハンギングがとってもきれい。(というかイギリスでは観光地でもそうじゃなくてもきれいなんだけど)
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この、壁を伝うきれいな黄薔薇、この細いポットに植えてあるんだよね、シダ付きで。
こんな頼りないポットに植えられていながら、ここまでツル伸ばしているの。
よく育ってるなあ、いいなあ。
・・・って、よく見たら、この隣の青くペイントされたカンカンもかわいい。
手作りかな~。
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これはワーズワースが若い頃住んでいたとかいないとかの家。(←あからさまに興味ナシ)
ここも黄薔薇がきれい。
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白い外壁にハンギングがほんとーによく似合う。
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ズームしてみましょう・・・
小花がかわいいですねえ。
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この地方ではあちこちでこのような石垣が見られる。
どこも、1メートルくらいのそれほど高くない石垣で、圧迫感がなく、とてもいい雰囲気。
こういうポイントがうちの庭にもあるといいかも。
この石垣、厚みが20センチほどあり、トップの部分はレイズドベッドのような植栽スペースになっていて、そこに必ずといっていいほど匍匐性のセダムとかサキシフラガが植えてあり、これまたいいカンジなのよ~。
う~ん、真似したいなあ・・・
来年はどこかに石垣作ろう。(笑)
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もうそろそろ朝食の時間・・・ということでショートトリップを終えてファームハウスへ戻ることにする。

この日も美味しい朝食と、ヨーグルトをたっぷり食べて満腹。
宿泊の支払いを済ませグラスミアに向けて出発・・・・
実はここの宿泊の支払いは、いつの間にかダーのmumが払ってくれていた。
「ダメ、ダメ、ダメ、ちゃんと私たちの分は自分たちで払いますよー」と何度も言ったけど受け取ってもらえず・・・
「いいの、いいの、その分貯金して。少しでも多くAlex(ダーさま)に会いたいから」との言葉を聴いて、胸がいっぱいになる。
遠く、地球の裏側に離れて行ってしまった一人息子に少しでも会いたい、そんなmumの思いが伝わってきて思わず目頭が熱くなってしまった。
心の中で、(またきっと会いに来ますよ!)と約束した。

と、そんなやり取りを玄関の前でやっていたら・・・
目の前をウェス連れのご夫婦が通っていくではないか!
思わず「かわいいー!」と激写してしまった。
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私たちが通ったフットパスを通り、ワンコのお散歩に出かけるようだ。
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かわいいにゃ~・・・・
実は、この時の出会いこそが日本に戻ってからモリをお迎えするきっかけとなったのだ。
美しい緑の中を2頭のウェスティーが散歩に歩くこの光景が脳裏に焼き付き、「スコの弟が欲しいー!」「もう一人ウェスが欲しいー!」と強烈に思ってしまった。
本当にこの2頭のウェスちゃんが、日本に戻ってからも頭から離れなかったのだ。

ということで、とっても居心地のよかったファームハウスを後にして、いよいよグラスミアへ・・・。
Top▲ | by sukomama | 2013-06-24 18:01 | イギリス 2013年 | Comments(0)
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