鹿除けにまたロープを張る
朝7時の外気温、-8℃。
日中の最高気温、-3℃。

今朝見たら、やっぱり山はうっすらと雪を被っていた。
蓼科山。
鹿除けにまたロープを張る_f0153164_19252170.jpg

北横岳も。
鹿除けにまたロープを張る_f0153164_19252924.jpg

やっと本格的な冬になってきたかな?

あれほどまでに懸命に鹿除け対策をしているのに、またしても鹿に入られた。
もう、ロゼットで冬を越そうとしていた緑のロゼットが殆ど残っていない。
皆鹿に食べられてしまった。
これで無事に越冬し来年元気な姿で現れてくれるのだろうか・・・?

本当にどこから入ってくるのか分らない・・・・
どこから入ってくるか分れば何とかできるのに・・・・
これが一番困る・・・・
一体どこから入ってくるのだろう・・・?

秋頃からもうずーっと毎晩毎晩鹿に荒らされているので、庭中鹿のフンだらけだ。
そのフンの場所から察すると、(昨晩入ったのはフンが新しいので)貯水池側のネットを飛び越えてきたのかもしれない。
これもやはり憶測で、本当にそこから入ってきたのか分らない。
でも他に見当がつかないので、そこのネットの上に更にロープを渡すことにした。
ネットは2m近くの高さがあり、通常そのくらいの高さがあれば容易には飛び越えられないのだが(それでも飛び越えられる鹿もいるが)、一部だけ、うちの庭側に土や雑草を山積みにしていて1m近い山になっているところがある。
更に、その山のネットの外側は鹿除けのため伐採した枝を積み重ねていて、これまた1m位の小山になっているのだ。
だから、もしかしたらその、ネットの外側の山に乗ってネットを飛び越えて、ネットの内側の山に着地したのかもしれない。
ということで、今度はネットの上のあたりにロープを何重にも張り巡らせた。
地上3mから4mくらいの高さに。
さすがに4mもあれば飛び越えられないだろう。
こんなことにまた一日費やして、他の事はなにもできなかった・・・・
もう、夏の終わりから毎日毎日こうやって鹿との戦いばかり。
やることが山のようにあるのに、他のことがなにもできない。
でも鹿を放置していたら庭が全滅するので他の事をさておいても何がなんでもやらなくてはいけない。
もう・・・・疲れた・・・・・・・・・・・

それにしても・・・・今まで普通にネットを張って大丈夫だったのに・・・・
今年はいったいどうしたのだろう・・・
ネットをくぐって入ってくるし、ネットを食いちぎって入ってくるし、しっかり固定していたロープ留めを全力で引き抜いてネットをくぐってくるし、今まで大丈夫だった道沿いのフェンスを潜り抜けたり飛び越えたりして入ってくるし・・・・
なんなんだろう・・・・
今年はひどすぎる・・・・・
今まで全然大丈夫だったのに、今年はもう、「何が何でも」というばかりに全力で庭に入ってくる・・・・

でも考えたらそれもありえるか・・・
このあたりの植生はカラマツとクマザサばかり。
そこにもってきてうちでは何千種類もの植物、それも園芸種などの、動物達からしたらすごいご馳走が山のようにある。
動物達にとってはとてつもないご馳走だらけの垂涎の場所なのであろう。
特に、爆発的に大増殖して食べるものを奪い合うくらいに増えている鹿にとっては・・・・

茅野市の人口は5万人。
鹿はこの数年で現在2万頭近くにまで爆増している。
そのうち鹿の頭数が人間の人口を追い越すかもしれない。
年々、鹿の被害があまりにひどく、畑や林業を辞める人が相次いでいると言う。
その苦しい気持ちは本当によく分る。
鹿に苦しめられる苦しさ、悔しさは本当によーーーーーく分る。

もう毎日マイナス気温が続いているというのに、外に出してある種蒔きペチュニアはまだこんな青々している。
なんだかすごく健気でかわいそう。
もう捨てるので外に放っぽってあるんだけど・・・
宿根草だったら家に取り込んで冬の間保管しておくんだけどなあ・・・
なんか、かわいそう。
一生懸命生きてるんだけど・・・。
鹿除けにまたロープを張る_f0153164_19251623.jpg

Top▲ | by sukomama | 2011-11-21 19:23
<< また少し降雪 | ページトップ | 初雪と薔薇の冬囲い >>
"basic photo wt" Skin
by Animal Skin