<英国 里帰り&庭巡り> イギリスでは薔薇は雑草であったのだ
今日はmumの家に滞在最後の日。
イギリス滞在最後の日。
早いなあ・・・あっという間。
寂しい・・・というより今は「アッサリした食事がしたい!米と味噌汁が飲みたい!」とか「ゆっくり休みたい、寝たい」そして何より「風呂にゆっくり入りたいー!!!」
mumの家に来て、これでゆっくり入浴できるかと思ったら・・・そうは問屋が卸さなかった・・・。(悲)
mumの家のボイラーは古いので、お湯を出していると途中で消えて水しか出なくなるのよ。
だから浴槽に湯が張れなくて・・・
仕方なくシャワーを使っていたけど、これも途中で水になる・・・。
ひぇ~・・・・もう、どこ行ってもイギリス中こんなのばかりで、ゆっくりバスタブに浸かって、ゆっくり入浴する・・・ってこと、結局全然できなかった。
まあ、いつ来てもイギリスではそうなんだけど・・・
でも、バスタブに、湯に体を沈めて入浴ができないと、ほんっと疲れが取れない。
日に日に疲労が溜まってきてもう限界になってくる。
とにかく・・・家に帰ったら真っ先に風呂に入りたいー!!

そんなこんなで、最後の日。
この日は私も特に予定を立てていなかった。
スコットランドの北西地帯は、蓼科によく似た森と湖の土地だ。
蓼科とは違った手付かずの美しい山や森林、そして湖がたくさんあり、その風景がとても好きなので、ぜひそのうちのどこかへ連れて行って欲しかったのだ。
しかし、mumは庭好きの私のために、近くにあるガーデンに連れて行ってくれることにしたみたい。
ま、いいか。

mumの家からさほど遠くない「なんとか・・」っていう(また、覚える気ない 笑)ガーデンに一行は向かった。(これも後に調べて「Branklyn Garden」という有名なガーデンであることが判明)
ガーデンに行く途中の家。
普通の家だけど、きれ~い。
多分お金持ちでしょう。(笑)
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イギリスのどこのガーデンもそうだけど、ここも空いている。
庭の手入れをしている人の方が多い?
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全体に、ナチュラルなウッドランド風&山野草ガーデン風。
これってテガタチドリか、その仲間だと思うけど・・・デカい。
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で・・・庭園内を歩いていて感じたんだけど・・・
「なんか・・・うちとそっくり」
「うちにあるものばかり・・・」
オオヤマレンゲとか・・・
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メコノもうちにあるけど、今年咲くかなあ。
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これだけは何だか分らなかった。
初めてみる花。
花はアオイ科っぽいんだけど全体にユーフォルビアっぽくて・・・なんか、不思議~。
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クリンソウもいたるところに。
でもこれは多分「洋種クリンソウ」だと思う。
このオレンジのやつが欲しいなあ・・・。
うちでもきっと元気に育ってくれるだろうなあ。
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ウバ様だっている。
ウバ様は他のガーデンにもよくいらっしゃるのを見た。
ダーとJohnさんがガーデンの案内パンフレットを見ながら話していて「咲くのに7年か8年かかって、咲くとすぐに枯れてしまう植物があるんだって」「どれだろう・・・?」って探していたので、
「これ、これですよ」と教えてあげた。
「うちにもあるのよ(エッヘン)」とか。(笑)
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自然の山野風のガーデン、ということもあるが、使われている植物が見慣れたものばかり、特にうちに自生しているもの、或いはその改良品種、が圧倒的に多く、やはりイギリスからすると日本は植物の宝庫、というのは本当なんだなあ・・・とつくづく実感した。

帰りにギフトショップで種が売っていたので見たけど、どれもうちにあるものばかりだった。
アン・ハサウェイのガーデンでも思ったんだけど・・・
「あ、これ、うちにある」「これも、ある・・」
って感じで、殆どがうちにあるものばかりで・・・こわかった。(笑)
よく集めたもんだ。(笑)

ガーデンを出た後、近くのレストランで昼食をとったのだが、さすがに私も具合が悪くて熱があり吐き気もするのでほとんど食べられなかった。
ダーにいたっては倒れそうで口も利けない状態だった。
そのレストランのショップで、お世話になった方のお土産などを買い、帰途に着いた。
家でしばらく休んだ後、最後の体力を振り絞って、ダーと一緒に近くのTESCOまで買い物に出かける。
どうしても買っておきたいものがあったから。
TESCOへの行き帰りに道端に、原種の薔薇が咲いていた。
イギリスどこへ行ってもこんな原種系の薔薇があちこちで雑草のように生い茂っている。
実際、雑草なのだ。
誰が植えたのでもない、普通の雑草としてあちこちに生えているのだ・・・
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日本だったら、後生大事に育てて、肥料をやったり剪定したり・・・と至れり尽くせりなんだろうけど・・・ここでは雑草である。
イギリス中どこの家でも薔薇が当たり前のようにある。
そして、全然特別扱いじゃなくて、名前も覚えてもらっていなかったりする。(笑)
ああ、やっぱり「イギリスは薔薇の国」なのであった・・・。

家に帰り、明日は早朝出発なので、早めに寝た。
明日は3時半起床、4時半には家を出るから。
もうこの頃になると、ダーも私もただひたすら自分達の家に帰ってゆっくり寝たかった。
ダーさえも「米が食べたい・・・」「ゆっくり風呂に入りたい・・・」だった。
イギリスは大好きでこのままずっと暮らせたらいいんだけど、これだけはどうしようもなく(特に風呂と水質の問題)厄介な問題なのであった・・・。
Top▲ | by sukomama | 2011-06-16 18:58 | イギリス 2011年 | Comments(7)
Commented by 0-chan at 2011-07-10 08:58 x
やっぱゆっくりお風呂に浸かれるって事は、ものすごく有難い事なんですねえ~(-.-)
水質は 石灰成分が多くて 私も2回目のロンドンの旅の時、お腹壊しました;;
水が合わないとやっぱ辛いしね。。。
何より ダー様が日本生活に馴染んでしまってるってのが、奥深いですわ~(笑)
にこさん 胃袋しっかり掴んでますね~(^_-)

で、名前のわかんない花って 私は実物見た事ないけど、
メコノプシスの一種だと思いますよんっ
メコノプシスのカタログでよく見かける姿です。
かなり緯度は長野より北だと思うけど、標高でマイナスされて、環境が似てるんでしょうネ
ウバユリさんも 誇らしげで、日本で「ウバユリ」なんて情けない名前付けられてるなんて、
英国人は思いもしないでしょうネ^_^;
Commented by にこ at 2011-07-10 10:08 x
O-chanさん
ほんとにね~・・・「風呂」と「水質」この点だけでもなんとかなればイギリスに住めるのになあ・・・といつも思う。
風呂は日本風のを作ってもらって、給湯設備も良いものを設置すればなんとかなるかもしれないけど、水質だけはどうしようもないかも。
なにが問題って「普通の固形石鹸」が使えないの。
私は免疫疾患の関係で、洗顔も洗髪も全て固形石鹸じゃないと皮膚の壊死がひどくなって命に関わるから、絶対合成界面活性剤は使えないの。
でもイギリスの水質ではどうしても固形石鹸は使えないのよ~。
シャワーだけ浴びても皮膚がボロボロになるし・・・

私もこれはメコノの一種かな、と思った。
花が似てるし、この全体の立ち上がり方は高山系のものだし・・・。
なによりこのガーデンはメコノが「売り」なのですよ。
ということはもしかしたらうちでも育てられるかな?
Commented by musetta at 2011-07-10 20:00 x
初めまして。

クラブ・アップルの検索でたどり着き、その後、度々、お邪魔しています。

とっても素敵なお庭!

私はスコティッシュ・バロックの作曲者にトリオで取り組んでいるのですが、それぞれに花の名前がついた作品が120曲以上あります。
18Cという時代背景のこともあり、色々、興味深い作品です。

先日も「The Oriental Mallow」を演奏するにあたり、検索してもOrientalなMallowという物が発見できず・・・
その時代のスコットランドの方にとっては、どこかOrientalな雰囲気のMallowであったのかな?と思っています。

又、お邪魔させてください。



Commented by にこ at 2011-07-11 09:46 x
musettaさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
クラブアップルで検索・・・とは、musettaさんもガーデニングをなさるのでしょうか・・?

スコティッシュ・バロックとは初めて聞きました。
普通のバロックとは違うところがあるのでしょうか。
「スコティッシュ・バロックって、どんな曲や作家がいるの?」と夫に聞いてみたら・・・・「知らん」。(笑)
一応スコットランド人ですが・・・・クラシックも好きでよく聴いてますが・・・(笑)
う~ん、musettaさんの演奏を直に聴いてみたいですね~。

私もoriental mallowで検索しましたが、曲関係だけで、どんな植物かはイマイチ分りませんでした。
中国・日本原産のアオイ科の植物でしょうか・・?
曲の名前に花の名前がつけられたものがたくさんある・・・いいですね、さすが英国。
で、スコットランドの国花、シッスル(アザミ)の名前はあるのかな・・?

また遊びにいらしてくださいね~。
Commented by 改め thistle at 2011-07-11 15:28 x
はい、ありました!
http://www.notamos.co.uk/102586.shtml

これを機会に、大好きなスコットランドにちなんで「thistle」と名乗らせてください。

ジェイムズ・オズワルドの作品にはスコッチ・スナップのリズム(「故郷の空」みたいな逆付点)が多く、「スコットランドやな~!」と強く感じます。

私はハープorチェンバロで、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバのトリオで活動しています。
トリオ名もどうしてもスコットランド・ゲール語の名前にしたくって、いろんな所に問い合わせして、名付けて頂きました。


ガーデニングも好きなのですが、いたって蒸し暑い土地柄(京都)で、夏は生きているだけでヘバっており、庭は荒れ放題・・・
クラブ・アップルをこの春、植えたのですが、こんな所で、ちゃんと育ってくれるか心配です。

イギリスや八ヶ岳の冷涼な気候が、ほ~んと、羨ましいです。
Commented by thistle at 2011-07-12 13:20 x
連続投稿で申し訳ありません。

「The thistle」の曲は、midi なので、実際、演奏される時はもっとゆっくりのテンポだと思われます。

素敵な曲ですね。
Commented by にこ at 2011-07-13 07:51 x
thistleさん
やはりあったのですか~。
そりゃ、国花だから当然ですよね。
で、やはりthistleさん、京都の方でしたか~。
じつはコメントいただいたとき、検索したんですが、昨年京都でのバロック・トリオ・コンサートの記事を見つけて、これかな・・?って思っていたんです。
ここからはちょっと遠いのでなかなか難しいですが、音楽活動、是非かんばって下さいね。
”The Thistkle”の曲もぜひそのうち聴いてみたいです。
夫に探してもらおう・・・。

クラブアップル、植えられたんですね。
無事夏を越せるといいですね。
クラブアップルが寒冷地じゃないと難しいというのは、体質?が寒冷地仕様だからだそうです。(私みたい)
暑さに弱くて、病虫害になりやすいそう。
もしそうなったら、最低限の薬剤散布は仕方ないかも知れませんね。
でも年々その土地に慣れてくると思うから、数年間は大事にしてあげてください。
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