庭木の伐採
朝7時の外気温、-14℃。
少しずつ気温は下がってきた。
今日は一番の冷え込みかな。

やっと天気が回復してきたので、庭木の伐採をした。
といってもダーに頼んで私は助手なんだけど。
まずこのズミ。
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高さはさほどないけど(といっても6、7メートルくらいはある)やたら枝が広がっているので、特に北側なので植物達が皆日照不足でかなりだめになってしまった。
枝を切り詰めた後。
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ほんとはなくてもいいんだけど・・・
どうしようかなあ・・・とりあえず残しておこう、ということで。

次はアプローチ沿いのこちらのズミ。
庭木の伐採_f0153164_2230141.jpg

もう、ズミばっかり十何本もあるのよ。
ほんとに邪魔!

これも高さが10メートル近くあって枝がものすごく茂っていて、そこらじゅうが日陰になってしまう。
なんと、この木から10メートル以上も離れているラベンダーがこの木の陰になって日照不足で腐って枯れてしまった。
それくらい広範囲に日陰にしてしまうので、なんとしても撤去したい。
ほんとは全部切ってしまいたいんだけど、この周りに山野草がたくさん植えてあるのでちょっとは日陰が必要かな、と思い短くするだけで残しておくことに。
勿論それらの山野草もこの木の陰があまりにも広くて鬱蒼としているので、全然花が咲かない。
大体ズミって本来は「低木」のはずなのに・・・
十数メートルにもなって、全然「低木」じゃない。

で、まず始めに細めの枝から切り落としたら・・・
なんと!大事な大事なロサ・ピンピの頭を直撃!
グワァ~~ン!!
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せっかく伸びてきた枝が全て粉々に・・・・
うえ~ん・・・・旧枝咲きなのにぃ~・・・・・

ここまで切って来たところでダーの耳が限界になったので、今日のところはお仕舞い。
やはりダーはチェーンソーの振動が鼓膜に来るみたいで、無理をしないことにした。

そのあと3人でスコの散歩に出かける。
前日雪が積もった後の晴天なので、どこもとても美しい。
だんだん金色を帯びてくる傾く陽を浴びる蓼科山。
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別の方向から。
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やっぱり山って雪を被った姿が一番美しく神々しいなあ。

木々に積もった雪もまるで白いポンポン様の花が咲いているみたいだし、シラビソなどの針葉樹に積もった雪は深い緑と白のコントラストを為してそれもまた趣がある。
ここの冬が厳しくても、「もうイヤだー!」と思わないのは、この美しさのせいだ。
山々や自然が見せてくれるこの冷たく美しい光景は、毎年毎年、何度見ても見とれてしまい飽きることがない。
枯れ木や針葉樹と雪の織り成す寒色のタペストリー、どこまでも深く澄んだ空の青、その青と見事なコントラストを描く金色に縁取られて輝く雲・・・・
どんなに庭仕事に精出しても、自然の作り上げたこの至上の絵画には到底叶わないと思う。
こうした風景に囲まれているから、この厳しい冬の間もなんとかやり過ごしていけるんだなあ。

私が何よりも何よりも愛する世界、最も好きな画家、パリッシュの世界がにここにある。
パリッシュ・ブルーとパリッシュ・オレンジの世界が現実としてこの、目の前にあるのだ。
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Top▲ | by sukomama | 2010-12-31 22:27
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