クン炭作り
今日はいよいよクン炭作り。
昨日買ってきたクン炭焼き器の中に紙や小枝を入れて火をつけ、周りにモミガラを被せる。
説明だと、このあと周囲のモミガラが燃え始めるのだが・・・・
全然燃えない。
モミガラが多少湿っているのもあるし、空気中の湿気も多い。
何より高山なので酸素が少なく、燃焼しにくいのだ。
ヒーターもガスオーブンもガス台も、メーカーの人に何度も来てもらって調整しないと使えないくらいなのだから。
何度やっても火が消えてしまい、焼き器の会社に電話して聞いてみたが、「何も説明が要らないくらい簡単なんですがねえ・・・」
「どうして燃えないのか・・・う~ん、分らないですねえ・・・」
と全然頼りにならない。
ダーと二人であれこれ工夫して、何とか容器の中の火を燃やし続けられるようになり、やり始めて4時間後、やっとモミガラに火がつき始めた。
通常だったら、火を焚き始めて1分もしないうちにすぐにモミガラに火が付くはずなのだ。

中に入れた小枝などが燃え始め煙突からモクモク煙が。
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少しずつモミガラが燃えてきてところどころ黒くなっていく。
クン炭作り_f0153164_2213820.jpg

夕方5時現在、まだモミガラは半分くらい燃えたところ。
まだまだ時間がかかる。
クン炭作り_f0153164_2213238.jpg

その後、延々燃焼を続けて、夜の10時頃にやっと9割がた黒くなったので、一応これで終了とした。
燃え残りがないようにたくさん水をかける。
少しでも燃え残っているとそのまま一晩中燃え続けて、翌日にはせっかくのクン炭が灰になっているからだ。
中を掻き分けてみると、完全燃焼してしまい灰になっている部分もあり、まだ全然燃えていない原型のままの部分もあり・・・。
本当に難しい。
朝から始めて12時間。
少しコツを摑んできたので、また少したったら再度挑戦してみよう。
それにしても・・・全然何もしなくていいし簡単なことは簡単なんだけど・・・時間がかかる・・・。
Top▲ | by sukomama | 2010-09-21 22:29
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