やはり原種は強し
連日の雨で、ダメになってしまう苗も出始めた。
種蒔き苗も、リシリヒナゲシやセントーレアのような過湿を嫌うものは総じて腐ってきた。
強いはずの薔薇も・・・・

ジュリア。
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葉っぱが1枚くらいしか残っていない。
勿論蕾なんか皆無。
わずか50cmほどの小ささで2本しか枝がなくてこの姿で、もうなんかダメなんじゃない?という悲壮感。

こっちはもっと悲惨、マーガレットメリル。
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葉っぱが一枚もない。
しかも30cmくらいの短さで、茎が1本しかない。
あまりに惨めな姿。

寒冷地では8月に入るともう冬への準備が始まる。
冬に向けて、越冬できるよう少しずつ休眠に入るようにする。
8月の今、このようなひどい状態では、多分もう越冬は無理だろう。
さようなら、お二方・・・。
ま、弱いものに執着していてはここではやっていけないので、潔く諦める。
来年は別の品種を植えようっと。(ドライだ)

一方元気なのはこの方達。
ロサ・ルゴサのピンク。
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昨年植えたときも、今年の春も僅か10cm~20cmの小ささだったのに、どんどんモリモリしてきた。
葉っぱだってきれい。
病気もないし虫食いもない。

こちらはもっとすごい。
ロサ・プリムラ。
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なんかもう、カメラの画面からはみ出る勢いで勢力拡大しつつある。
とても昨年出来たばかりの接木でやって来た苗とは思えない成長振り。
勿論葉っぱは病気も虫食いも全然なし。
やっぱり原種って・・・つお~い!

毎冬何十本も冬囲いをしたり、春になって「生きてるか?どうか?」とハラハラしたり、こうしてちょっとした天候の不順でダメになったり・・・・もうそんなことで思い煩うのはやめよう。
当地でも安心して育てられる品種を選ぼう。
それがストレス・フリーの庭作りの基本。

こちら、就寝中のぴよたち。
こうして頭を突っ伏して前のめりに倒れこんで寝るので、ほんと、いつも「大丈夫か?」と心配してしまう・・・。
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Top▲ | by sukomama | 2009-08-04 21:55
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